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ジャパンオープン出場チームは当会関係者から4チーム!
各地区ノードを勝ち上がって来たチーム同士による決戦の舞台、ロボカップジュニア関西ブロック大会が3月26日、大阪南港ATC内ITMホールで開かれました。激戦の結果、ジャパンオープン(日本大会)には、当会会員チームおよび当会が指導に携わっているチームから4チームが出場権を獲得。この勢いでドイツ・ブレーメンで6月に開かれる世界大会出場を目指そう!
まず当会に関係してジャパンオープンに出場するチームの発表です!
〈 サッカーチャレンジ 〉
【プライマリ】 東山Robo01 (東山中1年4人)【京都】 東山Robo02
(東山中1年3人)【京都】 S.Y
(京都市立松陽小5年&大阪市立大和田小4年)【滋賀】
【セカンダリ】 SHOOTING☆STAR (洛星中3年3人)【京都】
本当におめでとう! ジャパンオープンは5月3日から6日に福岡県北九州市で開かれます。
−− では、当日の模様をお伝えします。
好天に恵まれた26日。関西ブロック大会に出場する当会関係14チームがいつもより少し早起きしてやって来ました。さぞかし眠いだろうと思ったら「緊張してますよ!」とすでに臨戦態勢の選手も。 でも、この時点ではまだ雰囲気はのんびりしたものでした。
受付と車検、そして開会式が済み、いよいよサッカーチャレンジは
A から I
までのフィールドに分かれて試合を行います。プライマリ(14歳以下)は各フィールド4チーム総当たりで1位のチームが関西ブロック決勝トーナメント進出。各フィールド2位の中から最優秀の1チームのみにやはり決勝トーナメント進出権が与えられます。また、セカンダリは6チームが総当たりで1位のチームにのみ、ジャパンオープン出場権を獲得することができます。
さて、第1試合が始まりました!あれ?1チーム来ていないのでは?試合時間は進み、相手の得点が加算されていきます。「遅くなりました!」と試合開始4分後の登場。プログラミングで少し手間どっていたようです。子どもたちのロボットは自分で作った自律型ロボット。常に安定しているメーカー製品ではないので、不安定であることに間違いありません。ロボカップジュニアは、プログラミングやフィールドの変化に合わせた機体調整をいかに試合開始までに正確に行うことができるか、が勝負の分かれ目となります。初芝堺中2年のチーム「NAOKAYOSHIKONISHI」は相手のロボットのパワーとスピードに押されがちでしたが、オウンゴールやタイミングのよい攻撃で対抗。結局同点でした。「お互いの力が拮抗したいい試合でした」と主審から声がかけられました。
セカンダリの第1試合は「ゆうもしこう房」と「SHOOTING☆STAR」がいきなりの直接対決です。お互いに手の内を知った者同士。全国レベルの力を持った京都ノード予選1位、2位突破チームです。最初の得点は「ゆうもしこう房」でしたが、即座に「SHOOTING☆STAR」が逆転。「この試合は絶対見ておくべきだよ」とギャラリーでもある選手の言葉。 ギャラリーの数がこの試合の内容を物語っているようです。前半を終わって4対3で「ゆうもしこう房」がリードです。そし最後、これを押し込めばゴールという場面で「ゆうもしこう房」のロボットが壁に押し当って動きません。試合終了。5対5の同点で終えました。お互いの力量は五分五分というところなのでしょう。
サッカーチャレンジの試合が進む間に、レスキューチャレンジは試走を開始。午後からの本走の順番が試走の結果で決まります。当会からも多くの選手が参加しました。 レスキューはサッカーやダンスに比べると地味に映るかもしれませんが、被災者の救助を目的とした実用的な種目です。災害現場から1人でも多くの生存者を救出するためのロボット作りは、今後われわれの生活に必要不可欠なものとなっていくことでしょう。その価値を分かる子どもにとっては、非常に興味深い内容です。坂をきちんと上る能力を発揮したロボットに対しては「すごい」と息を飲んだような賛嘆の声が贈られました。
時間は午前を過ぎ、午後へと進みます。この頃になると最初は「楽しい」だけの子も目の色が変わってきます。「僕のチーム、決勝トーナメントに行けるかな?」。強豪が集う関西ブロック大会を勝ち抜くのは、決して簡単なことではありません。プライマリを見ても、どうすればあんなに?と思えるほど強力なパワーで相手を吹き飛ばす力を持ったロボットや、パワーと正確さを備えたロボットが見受けられます。セカンダリは重量級ロボが数多く登場。当会のロボットの多くは軽量でスピードと正確さが持ち味です。方位センサーを搭載したマシンやボールを高速に逆回転させて運ぶことができる「ドリブラー」を搭載したマシンもあります。特に「ドリブラー」はひときわギャラリーの注目を集めていました。
プライマリで好調に勝ち星を上げているのは「東山Robo01」「東山Robo02」「S.Y」の3チームです。「東山Robo01」は全フィールド中唯一の4戦全勝でAフィールドを堂々の1位突破。「ジャパンオープンに行きたい!」と勝利の感想です。その後、少し話を聞こうとしたら「海を見に行ったよ」とのこと。なかなか大らかな性格の持ち主が集まっているようです。「東山Robo02」はBフィールド2位でしたが、全フィールドの2位の中で、もっとも優秀な戦績を上げたチームにのみ与えられる決勝トーナメント出場権を獲得。落胆から一転、再び闘志をみなぎらせます。おそるべき東山中学校の実力です。「S.Y」は、2体のロボットのコンビネーションプレーがうまくいく場面が多く見られ「調子はいい」と話していました。床の色を読み取るセンサーもうまく機能しているようです。ルールブックを熟読し、審判へのアピールも巧みです。
セカンダリで調子を上げているのは「SHOOTING☆STAR」。「2体で攻める!」がモットーです。「昨年はオウンゴールに苦しめられた」という経験から、方位センサーを装着。これが勝ち星につながりました。「ゆうもしこう房」は負けはないものの、引き分けが多くなんとしても1勝をしたいところです。
そして始まったプライマリ決勝トーナメント。準々決勝でいきなり「東山Robo01」と「S.Y」が対決です。勝った方がジャパンオープン出場という大事な試合です。試合は正に実力伯仲。一進一退の試合運びです。前半を終えるころには8対3と「S.Y」がリード。後半途中で9対9と追いつき、10対9と追い越しました。非常に見ごたえのある内容です。最後は11対15で「東山Robo01」が勝利。しかし「S.Y」にも5位決定戦の道が残されています。「東山Robo02」は順調な試合を展開していましたが、中盤で追いつかれた後、13対12で勝利。東山中学校からは2チームが日本大会出場を決めました。先生たちとがっちりと固い握手を交わします。
セカンダリでは「SHOOTHING☆STAR」が4勝1分け勝ち点13で1位通過が決定。ジャパンオープン出場権を得ました。「ゆうもしこう房」は3勝2分け勝ち点11と、引き分け1つの差で2位となりました。どちらも全国レベルのチームでした。「SHOOTHING☆STAR」には「ゆうもしこう房」の分までがんばって来てもらいたいですね。その「SHOOTHING☆STAR」 この大会に備えてなんと合宿をしていたという情報が。「そうなんです。学校でロボット同好会部員全員で泊まり込み合宿をしたんです」。その結果が出たということでしょうね。では今の気持ちを。「悲願のジャパンオープンに出場できてうれしいです。ゆうもしこう房は最大のライバルでした。全力を尽くしてきます」。
プライマリ決勝戦は「M&N」と「東山Robo01」の対決となりました。「M&N」は見た目はかわいらしいタコ焼きロボットですが、その実力は相当なものです。結果は5対9で「M&N」が優勝。東山Robo01は準優勝となりました。
決勝よりも白熱するのでは?と前評判の高かった5位決定戦。「S.Y」はここに駒を進めました。最初は「S.Y」が押され気味でしたが、粘り強く巻き返し、10対10の同点に。滋賀ノード予選をともに闘ったライバルたちも一生懸命応援してくれています。延長戦の結果、互いに得点はなし。再延長戦はお互いに1台のロボットを選出し、Vゴール方式での試合です。緊張の試合開始。そしていきなり「S.Y」が先制ゴール。これでジャパンオープン出場権をつかみました。「奇跡みたいです」と2人は最高の笑顔で答えてくれました。
選手の中には何度も故障して試合に出場する時間が少なく、悔しい思いをした子もいました。最初は「楽しい」試合でしたが、後半戦に差しかかってくると、本気で「勝ちたい」という思いが勝ってきたようです。ロボカップジュニアの本質は勝負ではありませんが、勝負を通して学ぶこともあったはずです。負けたチームの中にはすごく悔しそうな表情を浮かべる子もいました。うれしい思いをしたチームも、悔しい思いをしたチームも、今日の思いを忘れずにこれからのロボット研究室に参加して下さいね。 
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