私たち一般社団法人e-kagaku国際科学教育協会(以下:e-kagaku)は、
三井物産エアロスペース株式会社(以下MBA)と契約し、
10歳以上のすべての方が宇宙開発と宇宙産業にチャレンジできるプロジェクト
「e-kagaku Satellite Project」をスタートします。
宇宙をテーマにした様々なリアルな課題を通して、世界標準のグローバル×AI/データサイエンス人材を発掘育成したいと考えています。
アポロが月へ人類を運んで50年。
スポーツはトレーニング方法も大幅に変わり、10代から国際的に活躍する人材も珍しくなくなりましたが、科学技術の世界は必ずしもそうではありません。
STEAM教育先進国とは20年遅れているといわれているICTやAI/データサイエンスに関しては、離島やへき地のティーンエイジャーも参加できるように遠隔指導を行い、科学教育や新規産業の地域格差の解消にも効果を発揮すると考えています。そのために指導者育成や社会人教育も重要視した計画となっています。
昨年は100円均一ショップの商品で小・中学生が成層圏観測に成功し、その成果をMATLAB EXPOで中学生らが発表しています。今回の衛星プロジェクトでは、ものつくりだけでなく、MATLABによるデータ解析、宇宙法や国際電波法の学習、宇宙航空管制へのチャレンジも含まれています。
これらの本物の課題にチャレンジする経験が、8年後のゲートウェイ計画やアルテミス計画の時に大量に不足するICT人材の育成に大きく寄与すると考えています。
今回のプロジェクトは、国際標準のグローバル×STEAM教育を一気に日本全国に広め、教育界と経済界が連携した人材育成推進の起爆剤となるよう、MBAのご支援をいただきながら実行してまいります。
三井物産エアロスペース社のプレスリリース
http://aerospace.mitsui.co.jp/topics/8464fb4da6dddc7147c1df9b3eb23f7c648da8b0.html