2005年、7月に初のジュニアロボット世界チャンピオンを輩出したe-kagakuは、JR東海やTOYOTAなど日本を代表する80社が出資して創った「海陽学園」1期生選抜に関する事業に参加することになりました。

当時e-kagakuは、本当に駆け出しで何の実績もなかったのに、「新しい時代にマッチした人材育成」を掲げて葛西会長を中心に生み出された海陽学園のすべての受験生に、e-kagakuのロボット研究室を行ってほしいと伊豆山校長先生(当時)にいわれた時は、本当に驚きました。

いわば、私たちe-kagakuを初めて認めていただいた大恩人でした。以来13年間、すべての受験生にロボット研究室を行いロボット部も設立しました。彼らは大学実績のみならず、科学の甲子園や科学オリンピックなどで素晴らしい成績を上げていきます。

あの当時、燃えるような教育改革の理念に集まった人たちを、今でも鮮明に覚えています。伊豆山先生は昨年亡くなられ、葛西名誉会長もお亡くなりになられましたが、さらに理想の実現に向けて頑張りたいと思う次第です。
ご冥福をお祈りします。