科学を通じた人間教育を行っている一般社団法人e-kagaku国際科学教育協会(代表:北原達正)は、2022年5月4日~5日にスペースロボットコンテスト(略称:SRC)REAL Air部門 全国大会を富山県で開催します。

Air部門はドローンのプログラミング技術を競う大会です。ドローンはその活用範囲を撮影のみならず、橋やダムの点検・調査、資材の運搬などに拡大させており、ロボティクスにおける注目分野となっています。

本大会ではドローンをプログラミングによる自動運転で飛行させ、その正確性と再現性を競います。全国から集まったトップジュニア10名が、インフラ点検など社会課題をテーマにした課題に挑戦します。

また、会場では「みらいスカイフェス」として、親子で楽しむドローン体験教室や、ドローン界のトップレーサーによるデモ飛行、運搬用ドローンや農薬散布ドローンのデモも行われます。

なお、本大会は富山みらいロータリークラブ創立25周年記念事業として開催されます。

■Space Robot Contest REAL Air部門 全国大会
予選:2022年5月4日(水)13:00~17:00
決勝:2022年5月5日(木)10:00~12:00
場所:立山山麓スキー場
主催:富山みらいロータリークラブ
共催:一般社団法人e-kagaku国際科学教育協会
後援:富山県教育委員会、富山市教育委員会、北日本新聞社

■スペースロボットコンテスト(SRC)とは
小学生~高校生が自律型ロボットで与えられた課題をクリアし、その得点を競う大会。カテゴリ別に3部門で構成される。

<SRCの3部門>
Beginner部門:センサーは2つまで、変数は使用しないコース。課題は当日発表され、時間内にクリアすることが求められる。
Classic部門:課題は事前に発表。一次~三次予選を突破した8チームが決勝に挑む。
Real部門:Classicベスト16経験者のみ挑戦可能な上級部門。Rover、Air、Water、Designに分かれて競技を実施。
Reserch部門:選考通過者には自身の研究テーマを企業向けにプレゼンテーションする機会が与えられる。テーマは自由。