Profile:新潟県在住。小3でBasicクラスに入会。Space Robot Contest(SRC)17では決勝トーナメントでベスト8。 2021年よりびわ湖環境プロジェクトに参加中。

◆e-kagakuに入会したきっかけ
学校でもらったチラシに「宇宙で自由研究ができる」とあり、面白そうだと思って参加したのがきっかけです。体験してみて、プログラミングはコツさえつかめば簡単だなと思ったので(笑)、もっとできるようになれるかもと続けることにしました。でもいざ始めてみたら、センサーを2つ使う頃からプログラムが複雑になり、難しくなりました。応用過程に入ってからは、ブロックだったら簡単にできるプログラムもいちからコードを書かなければならず、1つの課題を時には丸1日かけて取り組むこともありました。

◆e-kagakuに入会してよかったと思うこと
他では体験できない、専門的なプログラミングや電子工作が学べる点が魅力です。また、年齢に関係なく難しい課題にチャレンジさせてくれます。試行錯誤している間はもう辞めたいと思うぐらい大変ですが、やり遂げた後の達成感を知ってしまうと、また次の目標にチャレンジしたいと思うようになります。

e-kagakuでは、ファイル操作を含めたパソコン操作、エクセルやパワーポイントも使えるようになります。プログラミングを学びながらそういったことも同時に学べるのもいいところだと思います。

◆びわ湖環境プロジェクトに参加して
すべてが手探りでした。びわ湖の現状を有識者に聞いたり、自分でもインターネットで何が問題になっているのか、どんなデータが足りないのかを調べて、研究課題を設定していきました。機材を作る場面では、どうやって防水すればいいのかもわからずにいましたが、北原先生やサポーターの方が全力でサポートしてくれました。中には自分の時間を削ってまで教えてくれた人もいて、周囲に助けられてなんとか終えることができました。2年目となる2022年は自分の力でやり遂げたいと思っています。

スペースバルーンプロジェクトや衛星プロジェクトは全員で1つの観察機を作りますが、びわ湖環境プロジェクトでは、基本的には一人で機材を作ります。すべての責任が自分にあり、自分の思考や考察で進められるのが、他のプロジェクトとはまた違った魅力だと思います。

◆今後の目標
人や動物の命を救う職業に就きたいと思っています。今の経験がどう活きるかはわかりませんが(笑)、いまは目の前にチャレンジしがいのある目標があるので、いまの自分にできることを精一杯やりたいです。

<保護者様の声>
学校から体験教室のチラシが配布され、小学校でもプログラミングが始まるしやってみたら?と軽い気持ちで参加しました。本人が、難しいけど楽しかったと言うので入会を決めました。その後、伸び悩んだ時期もありましたが、合宿やSRC参加を機に、自ら考えてプログラムを組むことで実力が上がりました。プロジェクトではサポーターの皆さんの助言の下、環境調査を自分で企画・立案し、実機を製作してデータを取得・解析し、プレゼン資料にまとめるところまで子供たちの力で行うことに驚きました。大学の研究室でもなかなかできない経験だと思います。

北原先生が考えていることはいつもスケールが大きく、我々の想像を超えています。びわ湖環境プロジェクトでも、産官学金が意見交換するシンポジウムを開催できるのは先生の力があってこそ。また、SRC Real部門開催場所の福島ロボットテストフィールドは一般人が使うことすらできない場所です。プログラミングを学ぶなら、「本物」が経験できるe-kagakuが最適だと思います。

びわ湖環境プロジェクトの詳細はこちら