Profile:京都府在住。小3でBasicクラスに入会。2022年に開催されたSRC18 Classic決勝では高校生に勝利して優勝

◆e-kagakuに入会したきっかけ

小学校で火星探査ロボットを作ろう!という体験教室のチラシが配られたことがきっかけです。お父さんが情報系の仕事をしていることもあり、プログラミングには少し取り組んでいましたが、ロボットにも興味があったので参加しました。そこで北原先生が「君たちはNASAに入りたくてここに来たんだろう?」と話していて、すごいなと思いました。また小惑星探査機「はやぶさ」の奇跡の帰還がかっこよくて宇宙開発に憧れていていたので、将来につながればいいなと思い、教室に通いたいと両親にお願いしました。

プログラミングは、うまくいかなかったときにどうやって直せばいいのかを考えるのが楽しいです。ロボットのプログラミングは実際に動かしてみると、1回目はうまくいったのに、2回目はうまくいかないということがあります。それはロボットの動きが電池残量や周りの明るさ、スタート位置などに左右されるからです。そういった外部環境の影響に対応していくのが面白いです。また、応用過程に入るとコーディングをしますが、ブロックではできなかったような複雑なプログラミングが書けるようになるのが面白いです。

◆e-kagakuに入会してよかったと思うこと

いろんなチャレンジができることです。SRC(スペースロボットコンテスト)には3回チャレンジしています。SRC16は2次予選で、SRC17 は決勝の1回戦で敗退と悔しい思いをしましたが、SRC18では優勝することができました。同じ教室で、同じ時期に入会した人が、SRC16で決勝に勝ち進み、SRC17では優勝していました。すごいな、うらやましいなと思って自分も頑張りました。SRCでは仲間と切磋琢磨できたり、自分がやってきた結果が順位として出たりするのがいいと思います。

SRC18のClassic部門は初のオンライン開催となり、プログラミング以外にも、遠隔地にいる相手に正しく伝える、コミュニケーションの難しさを学びました。3次予選ではうまく伝えられなかったという反省があったので、決勝の前に、どう伝えたらいいかなと考えて準備しました。例えば、どちらを右とするのか左とするのかを最初に伝えていないと、途中で「そっちじゃないです」となってしまいます。決勝では、どちらを右とするかを最初に伝えておくことで、相手もすぐにわかってくれ、短い時間で簡潔に指示ができるようになったと思います。

◆今後の目標

火星の近くに調査拠点をつくったり、火星移住に向けての調査に携わりたいです。そのためにまずは、いま取り組んでいるびわ湖環境プロジェクトでデータの取集・分析を学びたいと思います。またSRC REAL Air(ドローン競技)にも挑戦したいです。前後左右だけでなく上下含めた3次元の動きができるので、面白そうだと思っています。

<保護者様の声>

体験教室で北原先生の話を聞いて「これは長いお付き合いになるな」と思ったのが最初の印象です。何しろ、北原先生の目指すものが他のロボット教室とは違います。「ジュニアが作った衛星を飛ばすんです!」「本当に飛ばすんです!」と。熱意が伝わってきましたね。
また、教室で教えてくれる先生が大学生なのですが、授業の合間に大学での研究の話をしてくれたりするんですね。その時に聞いた話は今でも記憶に残っているみたいです。プログラミングにとどまらず、色々な世界を見せてくれることもよかったなと思います。
e-kagakuは世の中の動きに合わせ、プロジェクトなどのテーマを柔軟に設定しているようです。子どもたちはそれぞれのテーマ取組の中で、いろいろなレベルでリアルな課題に向き合い解決を迫られます。こういう「本物」の体験を求めている方はe-kagakuは適していると思います。