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静岡県で初のe-kagaku体験教室開催

2024年2月25日静岡県富士市で、同県初のe-kagaku体験教室を富士市の主催で開催いたしました。午前、午後各24名の定員に対し150名以上のお申し込みをいただきました。たいへん大きな期待を感じながら、「月面探査ローバーを作ろう!」体験教室は始まりました。 

e-kagakuの体験教室は、基本的な構成は20年前とほとんど変わりません。e-kagakuのコンセプトを詰め込んだ教材は大学の講座でも使われるもので、スマートホンなどに使われるセンサーを使うことができる本格的なSTEM教育が可能です。前半の「月面基地に着陸せよ!」では実際のものつくりに必要な数値調整の重要性を学び、後半の「火星の氷を探査せよ!」ではセンサーを用いた論理思考の課題を解決していきます。ほとんどの参加者は初めての本格的な課題に緊張を隠せない様子でスタートしますが、10分もたたないうちに積極的に「試行錯誤」を始めます。 

空港のターンテーブルの周りに集まっている人たち

中程度の精度で自動的に生成された説明

この秘密は最初に行うプレゼンテーションにあります。e-kagakuの体験教室の最大の特徴は、「科学を通した人間教育」を実践していることでしょう。10年以上e-kagakuに在籍するようなコアな受講生たちも、体験教室の時の話は結構覚えてくれています。今回は、午前の部で聞き損ねたとおっしゃって、わざわざ午後の部に話だけを聞きに来られた保護者もいらっしゃいました。たいへん光栄なことです。 さて、チャレンジ中の子どもたちは、やったことがないことに苦闘しながら課題を次々にクリアしていきます。「月面基地に着陸せよ!」は15分で全員クリア!そして社会人や大学生でも全員合格はほとんどない「火星の氷を探査せよ!」を午後の部の子どもたちは全員合格しました!見ている保護者や市の方々も大興奮です。

 e-kagakuは現在本物の人工衛星をジュニアたちが作り、今年の9月にアメリカから打ち上げます。こんなトップジュニアも最初はみんなこの体験教室からスタートしました。4月から富士市でも継続教室が始まります。どんな逸材が頭角を現してくるのか、本当に楽しみです! 

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