教科書にあるものだけでは、新しいものは作れない
わからないことを手を上げれば誰かが答えてくれるような従来型の教育を、e-kagakuは行いたくありません。
それを具現化したのが衛星をはじめとするプロジェクトです。まだ誰もやったことがない課題に立ち向かうための力の育成として、基礎知識をもとに自分で調べて、わからない言葉や意味をさらに自分で調べていくという「自己解決型」の人材育成を目指しています。
いわゆる本当の意味での「問題解決力」です。
国際化学オリンピックで金メダルを獲得した卒業生の中地君はその精神を小学生からよく理解し、根気強く理解を深めていくことができる子どもでした(まだ高校生ですが)。
今回の快挙は、私も中地君も「たまたま」運がよかったと考えています。この賞をとるために頑張ったというより、自分の好奇心を満たすために妥協せずに頑張った結果として受賞できたととらえています。
この思考がある限り、ますます高みを目指せると励ましたところです。
指示待ちの大学生や社会人が多いと指摘される中、このような人材は社会で大きく活躍できると信じてe-kagakuは活動しています。
ぜひこの理念を皆様と共有したいと願っております。