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プロのポスターセッションで1,2位の快挙

MATLABという言語をご存じでしょうか。世界の自動車会社の60%以上、宇宙開発企業、世界のトップ大学90%のAIや機械学習研究者・技術者が使っている「本物の」ツールです。この言語はアメリカのMathWorks社が開発し、上記のように18歳以上の「本物」を研究する人たちに使われています。

MATLAB EXPOは年に1回、企業や大学の技術者の発表の場です。今年は5月25日、東京お台場のグランドニッコー東京で開催されました。

MATLAB EXPOJAPAN
e-kagakuから参加の中学・高校生と北原代表

今回ポスター発表ブースでは人気投票を実施され、投票の結果、「機械学習によるサンゴ礁の検出(松本君 中学3年)/MATLABを使った年齢と地域によらないデータサイエンス人材の育成プロジェクト(北原代表)」が見事1位に選ばれました。さらに、「エピポーラ幾何で計測した高度の正確性」(山本君 中学3年)の発表が2位に選ばれました。(内容についてはまた別の投稿で。)

プロの人たちに、プロのポスターの中から選んでいただいたことに、たいへん大きな喜びを感じています。彼らはポスターの前でプロからの質問にも自分の言葉で説明を行い、オンラインで全世界に配信されるライトニングトークでも1人2分の持ち時間でしっかりと研究発表をしていました。会場でも様々な方からお褒めの言葉と驚嘆の声をいただいていたのが印象的でした。

私たちe-kagakuは、「スポーツやピアノは、最初から大人と同じ道具で同じ課題に挑戦する。科学も18歳以降で使う本物の道具(ロガーやアプリケーション)と本物のスキル(知識やプログラミング)を使って、子どもたちの18歳以降につながるSTEAM科学教育を小学生から行う」ことをコンセプトにしています。MATLABを小学生から学べるのは世界でもe-kagakuだけではないかと思います。

彼らは3から4年で成層圏に自分の観測機を打ち上げ、そのデータをMATLABで分析し、今回の成果を得ることができたのです。測定⇒分析⇒発表の「研究の3点セット」をしっかりと身に着けていることを示してくれたことに喜びを感じ、彼らを誇りに思います。さらに彼らの周りには彼らと同等の力を持ったジュニアたちが全国にいることも、ぜひ知っていただきたいと願っています。

この成果はAO入試だけでなく、留学や補助金獲得、キャリア形成に大きくつながります。本物の研究にトライしたい小・中学生の皆さんには、ぜひ一度e-kagakuの体験教室や合宿の説明会にご参加ください。きっと今までとは違う自由研究ができると思いますよ!

e-kagakuの体験教室・説明会はこちら
https://global-science.or.jp/robo/

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